スーパーが遠くて不便な時はネットスーパー
近所にあったスーパーが閉店した。最近急に自炊に目覚めてスーパーが遠いことに気づいた。きっかけは違いますが、スーパーが遠いのはとっても不便です。
最近はコンビニもスーパーのように品揃えの良いところが増えてきました。とはいえ、生鮮食品を手に入れようと思うと、やはりスーパーでの買い物がいちばんです。
近所にスーパーがない人の助け舟になるのが「ネットスーパー」です。しかし、ネットスーパーも使いこなすには向いている人と不向きな人がいます。
ネットスーパーに不向きな人

ネットスーパーの配達時間に不在がち
ネットスーパーは、同じ市内にあるスーパーなどからスーパーのスタッフの方が配達をして届けてくれるサービスです。
日本中に配達をしている宅配便のように荷物を運んでくるわけではありません。そのため、配達時間もスーパーにより全く違います。
午前中から2時間刻みで時刻指定配達ができるところもあれば、午後だけ3便の配達ということもあります。
配達可能時間に受け取れない人には使いづらいサービスです。
こまめに注文するのが苦手
普通のネット通販とは違い、ネットスーパーの場合はあまり先の注文をすることができません。殆どの場合、当日・翌日の2日分ほどの注文しかできません。
お休みが不定期で、手の空いた時にまとめて注文しておく(受け取りは4日後)というような注文の仕方には不向きです。
スーパーが遠くてもスーパーで買ったほうがいい人
節約がしたいから1円でも安いものがほしい
野菜やお肉のやすさだけで考えるなら、いわゆる激安スーパーが一番安いです。ネットスーパーでは、宅配元のスーパーと価格差が出ることはありませんが、数量限定品はネットスーパーは除外としているところもあります。
とにかく安く食材を手に入れたいなら、遠いスーパーでもがんばって自転車などで買付に行くしかありません。
チラシを見るのが好き!特売品が大好物
いつも買い出しをする特定のスーパーを決めずに、チラシで見てからスーパーを決める節約家の人がいます。
そんな人にはネットスーパーよりも実店舗のほうがおすすめです。やはり、ネットスーパーに比べると特売価格は実店舗での販売のほうがお値打ちになっていることが多いからです。
食材宅配とネットスーパーの違い
定期宅配だから定番品が自動で届けてもらえる
ネットスーパーとよく似たサービスに「食材宅配サービス」があります。生協などの定期宅配サービスです。
定期宅配だから、配達曜日と時間も固定です。サービスによりますが、定番品を設定しておけばいちいちオーダーしなくても一定周期で指定商品を届けてくれます。オーダーの手間も省け、買い忘れて困る心配もありません。
宅配スケジュールが決まっている
ネットスーパーの場合は、当日・翌日の注文しかできません。ところが、タイミングが悪いと届けてほしい時間の便が満席で埋まってしまい注文できないこともあります。
定期宅配スタイルの「食材宅配サービス」の場合は、自分の宅配スケジュールを確保しておけるので、予定が組みやすい利点があります。
送料はネットスーパーのほうが安い
食材宅配サービスは送料が高いところがデメリットです。ネットスーパーは、送料が無料になる購入金額の設定が低めなので、送料がかかってしまうことはめったにありません。
また、送料無料にならない場合も、食材宅配サービスに比べると送料が安く設定されていることが多いです。
良いとこ取りで組み合わせて使うのがおすすめ

ネットスーパーと食材宅配サービスにはそれぞれの良さがあります。
おすすめは、定番品の重たい商品を食材宅配サービスで定期購入し、残りのものをネットスーパーで購入する使い方です。
牛乳・たまごなどの毎週確実に使うものは、定番品としてセットしてしまえば買い忘れもなくお手軽です。食材宅配サービスで不足したものを、その都度ネットスーパーで買い足すという使い方なら、食材発注に時間もとられず、時間を有効活用できます。